「組織」と「集団」とは、混同しがちでしょうが、実は全く異なります。
「集団」は、個々に自分の方針に基づいて行動する人の集まりで、「集団」においてはルールが策定されることはなく、同じ方向性を向いているとも限らず、連携プレーやチームワークといったことが基本的にありません。
対して「組織」には、
1)共通目的
2)貢献意欲(お互いに貢献し合おうという意欲)
3)情報共有(円滑なコミュニケーション)
の3つが揃ってはじめて「組織」と言えるでしょう。
もし、「組織」が機能しているとは言い難いようであれば、単なる「集団」になってしまっているように考えられませんでしょうか?
「組織」として機能できていない事例を挙げます。
1)新しいルールができても、1ケ月も経たないうちに誰も守らなくなる
2)目の前の業務に追われるばかりで、業務を円滑に進める情報共有やコミュニケーションが疎かになっている
3)一人一人が自分の業務で精一杯で、お互いにフォローする余裕がない
4)個人で成果を出していればそれでよく、同じ部門内でも他人には無関心
これは組織の長であれば、少なからず身に覚えがあるかもしれません。
当然これでは連係プレー、チームワークもうまくいくはずがなく、「組織」としての成果がうまく出るはずもありません。
「集団」を脱却し「組織」への変貌を・・・
今一度、管理者、組織の長としての重要な任務と思いませんでしょうか?
【生興株式会社 ホームページ】
【お客様相談室宛メール】
https://www.seikofamily.co.jp/form/form.html