「組織をうまく束ねたい!一体感、団結力を作りたい!」
組織の長ともなれば、このように思っているはずです。
一致団結してベクトルを合わせ、お互いに協力し合いながら物事を進めていけば、うまくいく確率は高いことでしょう。
ところがどうしても、言うことを聞かない、方針に従わない、反発してやるべきことをやらない部下も、少なからずどこの組織にもおられることと思います。
そこを何とかしようとて、一体感、団結力を作るための手法の一つとして、成功体験を共有するということもあるでしょう。
「このようなセールストークをすれば受注できました!」
「このような手順・方法でミスを撲滅できました!」
「このように仕組みを変えれば、不良率が0%を実現できました!」
となど、他の部門との連携を含め、成功体験を共有することにより、一体感、団結力を築き上げることができることでしょう。
ところが成功体験には、フォローの風が吹いていたような諸条件が揃っている時や、運が付いていたこともあったりで、成功した人の事例を参考にしようにも、うまくいかないこともあり得ます。
よって、成功体験の共有より、失敗体験の共有の方がむしろ参考になるように思いませんでしょうか?
自分自身の失敗、他人の失敗から学ぶことは多々あるはずです。
また、失敗体験であれば、聞いてる方も「それ、あるある!」と共感しやすいと思いませんでしょうか?
勿論、傷のなめ合いにならないことは大前提です。
失敗体験を共有し、共感しあう・・・
こうすれば案外、組織の一体感、団結力を築きやすいと思いませんでしょうか?
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