仕事の実務上で必要となる業務の習得については、大きく3つあるかと思います。
1.実務を繰り返し実施することによって身につく業務
2.特別な教育を必要とする業務
3.資格を取得することで、法律上実施することができる業務
そこで上司は部下に対して、スキルを向上し、更なる戦力として育ってほしいと望んでることでしょう。
ところが現実は、ただ単に「スキルを向上せよ!」と指示を出すだけで、部下としては具体的に何をどうすればよいかがわからず、何ともならないということが実情かもしれません。
ひと昔なら、上司は部下に対して「私の背中を見て、スキルやノウハウを盗め!」と言っておけば済んでいたかもしれませんが、現代はそうもいきません。
上司も上司で、プレイングマネージャーとして部下育成のみならず、自分自身が実務をこなす必要もあることから、なかなか事細かく指導できる時間もありません。
その結果、部下によって様々なバラツキや問題が生じることになるような気がします。
1.一部の意識の高い人しかスキルが向上しない
2.「やる気」はあっても、スキル向上の方法がわからない人が発生する
3.会社が求めるスキルと本人が必要と考えたスキルが異なり、スキル向上の時間が無駄になった
これでは、部下が育つはずがありません。
そこで上司は、部下を育成する具体的なプランをまとめ、無理なくスキルが向上できるよう、部下とすり合わせながらプランを実施していくのが妥当ということではないでしょうか?
部下のスキルの向上プランは、部下に丸投げしない・・・
上司の役目を今一度、認識すべきではないでしょうか?
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