現代ではどこの民間企業や官公庁のあらゆる組織においても、厳しい風土・文化は受け入れられにくく、何か厳しいと受け止められることがあると、すぐに問題として大きく取り上げられてしまう傾向があります。
とはいえ、甘くぬるい風土・文化で組織が生き残っていけるかといえば、そうもいきません。
そんな中、ある書籍には管理者に向けて、あえて時代に逆行した軍隊式のチーム作りを推奨する内容が書いてありました。
・金太郎あめ式に、部下を自分のコピーにする・・・そうすれば管理者としての資質が身に付くようになる
・部下をルールで拘束する・・・ムダな動きをさせないようにする
・手取り足取りこと細かくダメ出しする・・・仕事のやり方の正しい方向へ導く
・部下の思想をコントロールする・・・会社や部門の方針を徹底的に叩き込む
確かに、昭和や平成初期の頃までは、これらのように軍隊式にほぼ近いような風土・文化は一般的だったように思います。
私自身も、甘くぬるい風土・文化は決して良しとはしませんので、賛同する面も少なからずあります。
但し、どうしても厳しい風土・文化は受け入れられにくくなっている現代では、そっくりそのままやってもうまくいくかどうか何とも言い難いですし、全てにおいて、パワハラ未満で部下を追い込むことが鉄則のようですが、そのさじ加減が何とも難しいところでしょう。
適度に厳しい風土・文化を管理者が構築するには・・・
「非常に厳しい」ではなく、「適度に厳しい」とはいえ、組織を指揮する管理者にとっては、定年まで付きまとう課題とは思いませんでしょうか?
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