想定には2種類あります。
「自覚的な想定」と「無自覚な想定」です。
「自覚的な想定」とは、自分で認識していて、他人にもその具体的根拠を説明できる想定です。
一方、「無自覚な想定」は、はなから当然のことと思っているので疑ってもみないような想定のことです。
「無自覚な想定」には、よろしくない場合があります。
致命的ともいえる無自覚な想定に、
「私がそうやりたいのだから、できるはずだ!」
ということがあります。
自分に希望や意志力、決意さえあれば、どんな障害をも乗り越えていつかは必ず成功できるはずだと思いこんでいる人は多いことでしょう。
しかしながら、「やりたいこと」と「できること」とは全く別物です。
「やりたいこと」を実現させるには、それ相応の下準備もあれば、かなりの手間暇も要します。
よって「やりたいこと」を実現させるべく、「その前にやるべきこと」を明確にすれば、「無自覚な想定」から「自覚的な想定」となり、実現できる可能性は大きくなることでしょう。
また、「やらなければならないこと」と「できること」とも別物です。
「これは私がやらなければならないことなので、できるはずだ!」
というものです。
しかし現実には、「やらなければならないこと」は必須だといくら思っていても、実施に必要な知識やスキル等が身に付いていない場合もあります。
これも具体的に必要とされる知識やスキル等を明確にし、身に付ければ「無自覚な想定」から「自覚的な想定」となり、実現できる可能性は大きくなることでしょう。
よって人生は、どういう想定を抱いて挑むかによって大きく変わっくることと思います。
「自分の想定=事実」だという前提で行動しがちでしょうが、事実でもなんでもなかったり、事実である証拠は何ひとつないという場合もありますので、他人にもその具体的根拠を説明できる想定にしていくことが必要でしょう。
「無自覚な想定」から「自覚的な想定」へ・・・
実現させるには必要不可欠な考え方と思いませんでしょうか?
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