大企業であれば、末端の組織まで仕組みが浸透し、うまく運営され、業績を出す仕組みが構築されてることでしょう。
一方、中小企業は、「仕組み作り」が苦手と言われる組織が多いように思います。
ミスやトラブルが発生しても、組織の長は「以後気を付けよ!」と叱ったり、怒鳴ったりするだけで終わり、特にこれといった再発防止のための改善指示も何もなく、当事者は「以後気を付けます!」と始末書を書けばそれで終わってしまうようなことが日常茶飯事とは、思いませんでしょうか?
ミスやトラブルが発生しないように、業務の流れを変える、チェック機能をいくつか新設するといったことが、ミス、トラブルを防止する「仕組み作り」となります。
その他、わかりやすい事例であれば、営業車両を駐車場から出て、右折すると事故が発生しやすいならば、一方通行でなくとも、会社のルールで「右折禁止」とすれば、事故の発生の確率は激減します。
これが事故を発生率を減らす「仕組み作り」と言えるでしょう。
「仕組み作り」の習慣や意識、考え方がない組織は、営業活動についても同じことが言えるかもしれません。
売上が低迷している時、
「もっと顧客への訪問件数を増やせと言うてるやろ!」
と叱って怒鳴るだけでは、気持ちの扱い方で終わってしまい、仕組みで売っていくという感覚が、どう考えてもありません。
やはり、業務上起こりうる問題は、「仕組みで解決できないものか?」という視点を持つ必要もありませんでしょうか?
仕組みで解決していく・・・
このような「仕組み思考」は必要不可欠とは思いませんでしょうか?
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