前回、前々回と、部下に仕事を任せることについて記述してきましたが、もう一つ、部下に仕事を任せたくても任せきれない、思い切って任せられないという上司、管理者について分析してみたく思います。
上司、管理者という立場であっても、更にその上に、役員や経営層、上席上司といった上級管理者がいて、自分の立場は中間管理者でしかないという場合もあるでしょう。
そうなれば、部下に任せてもうまくいかない、あるいは失敗したとするならば、中間管理者の自分自身が、上級管理者から責任を問い詰められることから、どうしても任せたくても任せきれない、思い切って任せられないということになるかもしれません。
実はこのことは非常に大きなウェイトを占めるとも言われてます。
とはいえ、仕事を任せていかないことには、上司、管理者として、他にやるべき任務に手が回りません。
そこで部下に仕事を任せる大前提として以下の2点が必須と思いませんでしょうか?
1)部下との良好な関係性を構築する
2)部下の失敗に対して「自分が部下の骨を拾う!」という心構えを持つ
結局、最終最後に分析すれば、この2点に絞られることと思います。
根本的に部下との間で、良好な関係性を構築できていないのであれば、話になりません。
部下との間で、良好な関係性を構築でれば、「自分が部下の骨を拾う!」という心構えにはなるはずです。
良好な関係性の構築と、任せる責任を背負う・・・
部下との間のみならず、一般的な人間関係であっても同様とは思いませんでしょうか?
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html