中小企業の街、東大阪発「一日一語」

幸福は与えるもの

「幸福は自分が手に入れようとするものではなく、与えるもの！」

このように言われることがあります。

この言葉を聞いただけでは、

「自分が幸福を与える側では、自分は幸福を手に入れることができないのでは？」、「自分が損するばかりでは？」

と思う人がおられるかもしれません。

ところがそれは大きな誤解であり、幸福は他人に与えた分だけ、実は後々自分に返ってくるものという法則があるのも事実です。

「人の幸福に役立つことができたという精神的な満足感こそが、人生最大の幸福！」

と言われることもあります。

ビジネスにおいては、顧客に対して満足度が向上する働きをすれば、そこで働く従業員も満足するということにもつながります。

「顧客満足度の向上　＝　社員満足度の向上」

この方程式が成り立つことが、究極の経営と見出した経営者もおられます。

幸福は与えるもの・・・

幸福は与えるからこそ、与えられることになる法則を、今一度認識してみては、いかがでしょうか？

 

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有効時間をうまく捻出する

「時間が無い！」と、口癖のように口に出す人は少なくないことと思います。

私自身も、ついつい口に出してしまうことがあります。

ところが、「時間が無い！」と口に出してしまうことにより、何かと損害をもたらしてしまうことがあるのも事実です。

休息が必要なのに休息しない、あるいは体を動かす必要があるのに動かさない、小さなトラブル処理を後回しにしたことにより、トラブル内容が膨れ上がってしまう、更には家族との必要な時間をもカットしてしまうとなど、後々大変なことになってしまうことは、誰しも経験があるかもしれません。

「時間が無い！」と常日頃口に出す人は、時間の使い方、配分の仕方が、うまくできていないと言い切れることでしょう。

「時間が無い！」と自分に対して言い訳して、本来自分がやりたいことをやらないとなると、自分の人生まで大きく狂ってきてしまいかねません。

有効時間をうまく捻出する・・・

価値ある人生を送りたいのであれば、必須と思いませんでしょうか？

 

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戦力化の前に人間性

求人難の昨今では、即戦力を採用するのは至難の業（しなんのわざ）です。

特に中小企業では、とにかく人を採用できたなら、御の字と思うことでしょう。

当然のことながら、採用するにも選考基準が会社によってありますので、誰でも彼でも、応募即採用とはならないはずです。

縁あって採用でき、入社してもらった人が戦力化するにも、短期間で戦力にはなりませんので、それなりに時間を要します。

また、それなりに会社としての期待もあるでしょうが、戦力としては、後に期待されることであり、一番期待することは、人柄、人格、人徳といった人間性が周囲から素晴らしい、立派と言われることかもしれません。

人間性に欠落点があれば、会社として期待する戦力になるはずもありません。

戦力化の前に人間性・・・

これが昨今の企業の求める人物像、あるいは求職者の心構えとなりませんでしょうか？

 

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気にし過ぎない

自分がいないところで、人が集まっていると、気になってしょうがない人はおられることと思います。

疑心暗鬼になって、職場でも、友人同士でも、自分が見えないところ、聞こえないところで、何を話してるのか、何をしているのか、気になってしょうがない心境になるのであれば、それはその人々に対して、何ら信じていないからかもしれません。

疑い深い人であれば、「こういう話を聴いたんですが・・・」、「こういう噂を耳にしたんですが・・・」と前置きをしながら、根掘り葉掘り聞きたがることでしょう。

そうなると、周囲の人々も、自分に対して益々距離を置こうとするのは間違いありません。

気にし過ぎては、良い人間関係を構築することもできないことでしょう。

気にし過ぎない・・・

何事であっても、これしかないように思いますが、いかがでしょうか？

 

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後始末はキッチリと

整理・整頓・清掃の３Ｓ活動を実施する意味は、単に職場を綺麗にすることではありません。

仕事をやりやすい環境を整えて備え、次の仕事や明日以降の仕事もやりやすいようにすることが、一番の狙いです。

その他の効用として、ゴミ、チリ、ホコリが発生している異常な状態を気付く力を付けることもできます。

仕事終了後の３Ｓ活動も後始末の一環ですが、何事においても、後始末はキッチリすることは重要でしょう。

中途半端で尻切れトンボ状態で放置し、自然消滅していくことは、何の成果も出ませんので、一番具合悪いと思いませんでしょうか？

指示・命令されて実施した仕事は、終了後に指示・命令者への報告をするまで、終わったとも言えません。

後始末はキッチリと・・・

言葉では当たり前のことと理解できるでしょうが、どこまで実践できてますでしょうか？

 

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全てのことに対して意味を持たせる

「そのことには、深い意味がある！」、「それはあまり意味が無い！」となど、「意味」という単語が使われるのは日常茶飯事でしょう。

聞き慣れない単語が出てきた場合、「辞書で意味を調べる。」という使い方が、一番しっくりくるかもしれません。

「意図」、「内容」、「理由」、「目的」、「価値」、「気持ち」など、文面の内容により、「意味」は、実は様々な単語に置き換えることもできます。

例えば、「これは何か意味があるのでしょうか？」という質問に対し、「いいえ、特に意味はありません。」という回答では、拍子抜けしてしまいます。

よって、「全てのことに対して意味を持たせる」ということは、実は重要かもしれません。

意味をうまく伝えられなければ、相手は自分に対して関心を持ちませんし、協力もしてもらえません。

人は意味があるものに関心を持ちます。

全てのことに対して意味を持たせる・・・

どの程度、できていますでしょうか？

 

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自分がどう反応するか

他人が何をどう行動しようが、コントロールはできません。

但し、他人の行動に対して、自分がどう反応するかは、コントロールできます。

様々なケースが考えられますが、他人が自分に対して、無茶なことを要求してこようが、どう反応するか、どう判断するか、どう選択するかは自分次第です。

特にその人が自己中心的で私利私欲のために自分に対して無理難題を押しつけてくるような場合、「自分がどう反応するかは自分次第！」ということを自分に言い聞かせ、ぶれない心構えをしておくことは重要でしょう。

一方、他人の行動に対して、「気にくわない！」、「こっちの都合に合わせてほしい！」、「そんなことはやめてもらいたい！」となど、自分がどう思って、どう行動しようが自由ですが、他人の行動をコントロールすることはできません。

他人が成功している場合、羨ましがろうが、妬（ねた）もうが、恨もうが、自分がどう思おうが自由であっても、当然ながら成功している人の足を引っ張るようなことをするのは、いかがなものかと思われます。

それならば前向きに、自分自身がどうすれば成功するかを考え、行動を起こした方が得策でしょう。

自分がどう反応するか・・・

自分でコントロールし、自分自身が成功する、幸せになることに力を注ぎたいと思いませんでしょうか？

 

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売り手の心構えを把握した買い手になる

昨今、買い手の言いがかりのようなクレーム、横暴なドタキャンに返品といったことが社会問題化しているようにも思います。

いわゆる「モンスターカスタマー」と言われる顧客のことですが、

「私たちはお金を払っているお客だから、何を言ってもいいはず！」

「顧客満足させるのが、売り手の仕事やろ！」

となど、売り手を困らせる無茶なことも平気で言ってきます。

商売は売り手と買い手の双方がお互いに敬意を払って成り立つものであり、売り手の一方的な売り込み、あるいは買い手の無茶な要求では成り立ちません。

売り手の営業職であれば、買い手に対して熱心な営業活動をし、最終的に注文や契約につなげるべく、一生懸命になります。

ところが昨今は、買い手は売り手の立場になって考えることをせず、しかも買い手が売り手の心構えに追い付いていないように思います。

普段は売り手の営業職であっても、日常の買い物等、買い手になることもあります。

売り手の心構えを把握した買い手になる・・・

自分が買い手の場合は、大人として必要なことではないでしょうか？

 

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時間の使い方を科学する

働き方改革により残業を減らして定時に帰ることができれば、早く帰宅して家族との時間を過ごす、休息時間や睡眠時間を増やす、自己啓発の時間を増やす、自分個人の趣味の時間を増やすといったことができます。

ところが人によっては、いざ定時に返れて残業が減って自分の時間ができたとしても、一体何をすれば良いかわからない、今更家族との時間を増やしたいとも思わない、飲み歩くにもお金が続かないというように、従来の残業パターンに馴れてしまったのか、変な意味で悩む人も少なくないようです。

勿論、好き好んで残業し、定時で帰るよりもその分多く成果を出すなら、それもそれでよろしいかとは思いますが、ダラダラした残業で成果も出ないのであれば話になりませんし、時間の使い方を根本的に見直す必要があるように思います。

タイムイズマネーと言われ、１日２４時間は人類に与えられた平等で貴重な資源である以上、まとまった時間ができたり、隙間時間ができれば、勿体ない時間のロスは避けたいとは思いませんでしょうか？

時間の使い方を科学する・・・

この必要性はありませんでしょうか？

 

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目的・目標は書面化して伝える

組織の長であれば、組織員に対して、組織が目指そうとする目的・目標を明確に示さないことには、誰も動こうとしません。

目的・目標が明確にされず、ただひたすら「指示・命令に従え！」と言われたところで、「いつまでやればいいのか？」、「もうやってられん！」と不平不満の温床の組織になりかねません。

組織員に対して目的・目標を伝えるならば、まずは紙に書いて示すことが得策でしょう。

そのあと、口頭で繰り返し伝えれば、伝わることも腑に落ちてくるはずです。

口頭だけでは、いくら繰り返し伝えたところで、どうも素通りしてしまうことが往々にしてあります。

会社の経営理念や社是・社訓もそうですし、ＩＳＯの活動でも書面化して伝えてるはずです。

目的・目標は書面化して伝える・・・

組織の長であれば、実践できてますでしょうか？

 

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