モノづくりをしている製造業では、不良を出さない品質の良さ、言うなれば完璧さが求められます。
ところが人に対しても完璧さを求めてしまう会社や組織、経営者や管理者は少なからずおられることでしょう。
社員が少しでもミスをすれば、なじって、咎(どが)めて、非難を浴びせ、ドン底に追い込む、また普段から重箱の隅をつつくように、細かいことにもあれこれと口を出し、とにかく粗探しをし、落ち度を指摘し、完璧を求め、失敗は許さないとなると、息苦しくなり、誰もついていけなくなるのは目に見えてます。
間違いをするのも人間、失敗するのも人間、しくじるのも人間、うっかりミスをするのも人間です。
むしろ、失敗から学ぶことも多々あります。
いくら改善指導をしても、同じ失敗を繰り返すようでは、それはそれで別の問題となりますが、失敗を許さず、問い詰めるばかりでは、社員が恐怖感で委縮し、何事にもチャレンジしなくなってしまいかねません。
無難に仕事をこなしさえすれば良いと洗脳され、いままでと同じやり方を踏襲し、新しいことは絶対に行動しないのは目に見えてます。
そうなれば、完璧主義の経営者や管理者は、一見ご満悦ですが、これでは社員が成長せず、会派も組織も成長しません。
失敗するのも人間、むしろ失敗から学び、成長する・・・
このことを今一度認識する必要はありませんでしょうか?
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