「出世して、もっと給料が欲しい!」と思う人がいれば、「出世しなくてもよいし、人の上に立ちたくない。給料はそれなりにもらってればそれで良い!」と思う人もおられることと思います。
この両者は、真逆の考え方です。
出世する、あるいは管理職になるということは、今まで以上に責任の重い職務に就くことになることから、その分給料も上がるのが一般的です。
出世しなくてもよいし、人の上に立ちたくないということは、責任の重い職務に就きたくないこと他なりません。
管理職になれば、従来の自分個人の仕事に加え、部下の育成、管理、部門全体のの業績向上という重要な任務があります。
よって管理職は荷が重い、しんどい、辛い、面倒くさい、損することの方が多く割に合わないと思い込み、出世しなくてもよいという考え方になるのかもしれません。
ここで、「長たる者は、部下の誰よりも損をすべし!」という格言があります。
リーダーは、上から下へ指示・命令だけし、その他、自分は何もしなくてよいということではありません。
重要な任務がある上、率先垂範してる姿を部下に見せ、辛く、苦しい、悔しいことは日常茶飯事です。
管理職になると割に合わないと理解した上で、リーダーシップを取れる人を育成するのが、現管理職の役目でもあります。
長たる者は、部下の誰よりも損をすべし・・・
この格言を腑に落として、ネガティブに考えるのではなく、リーダーとして活躍している人こそ、有能なリーダーと思いませんでしょうか?
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