後顧の憂い(こうこのうれい)とは、あとになって心配になること、あとになって発生する心配事のことを意味します。
後顧の憂いは、毎日のように、何かとあるように思います。
1人暮らしの人が朝に家を出て出勤する時、もしくは出張や旅行で家をしばらく留守にする時、電気、ガスは止めているか、鍵のかけ忘れがないか、忘れ物がないかなどは、典型的な後顧の憂いです。
日常業務においても、やるべきことを忘れてないか、今日中に報告・連絡すべきことを忘れてないかなど、いくらでもあることでしょう。
こういった後顧の憂い、あとになって心配することが無いようにするには、忘れずにやるべきことを自分で紙に書いて、チェックリストを作り、終わればチェックしていくことも一つの方法ですが、心配性で過度に心配する人は、「これで良し!」と自分に言い聞かせるしかありません。
「ああしてれば良かったのに!」、「こうしてればもっと違う結果になっていたはず!」となど言い出したら、キリがありません。
また、どんな結果となっても、その結果を受け入れ、心の折り合いをつけるのも1つの方法でしょう。
結果に対して後悔してしまうと、後顧の憂いを引きずってしまうばかりです。
更に、自分個人だけでこなす事案ではなく、他の人と協力し合う事案となれば、協力者を信じるしかありません。
協力者を信じることができず、心配していては、これまた後顧の憂いを引きずってしまうばかりです。
後顧の憂いを引きずらない・・・
前向きに生きていくには、必要な考え方と思いませんでしょうか?
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