自分で自分のことを、気が短く、怒りっぽいと悩んでる人がいれば、悩んでいない人もいます。
悩んでいない人は、概して自己中心的で、言いたいことを怒鳴りながらも言うだけ言い、スッキリする性格かと思います。
そういった人に対して、付いて行こうとか、近づきたいと思う人も周囲にはいないでしょうし、むしろその人自身は人間関係が煩わしいとさえ思うでしょうから、誰も味方や協力者がいなくて孤立しても、人間関係の悩みも無くて済むことから、悩むことがないかもしれません。
そういった人は、そのような人生を自分で選び、納得してるでしょうから、周囲は放っておくしかありません。
一方、気が短く、怒りっぽいと悩んでる人は、少なからず人とは良好な人間関係を構築したいと思っている、真面目な人のはずです。
特に自分の思った通りに部下や周囲が動いてくれないと、厳しくリーダーシップを発揮しようとして、ついつい怒鳴ってしまい、結果的に部下も周囲も自分から離れていき、孤立してしまい、人をまとめるどころかバラバラになり、うまく業績や成果が出せず、悩んでしまうことでしょう。
この悩みを解消するには、自分の感情をコントロールする技術、つまり「感情マネジメント」を身に付けるしかありません。
自分の感情と、どう向き合い、どう付き合っていくか、どうコントロールするかを身に付ければ、やたらと怒鳴ってばかりしてしまうことはありません。
リーダーシップを発揮するにも、現状を受け入れた上で、自分の感情をコントロールしながら、どのようにすれば周囲が動いてくれるか、協力してくれるか、常に考えることが必要でしょう。
怒り、不安、悲しみ、憎しみ、憂鬱、嫉妬等も全て、自分の行動の中で、どのように表出していくかによって、仕事の成果や、人間関係の構築など、様々な結果が変わってくるはずです。
「人生は決断の連続だ!」などとよく言われますが、感情をどのように使うかの決断も、絶えず求められているでしょうから、「人生は感情の決断の連続」と言っても過言でないように思います。
自分の感情をコントロールする感情マネジメント力を身に付ける必要はありませんでしょうか?
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