身の危険を感じれば、身を屈め(かがめ)、両手は頭や心臓等の身を守り、目を閉じてしまうこともあります。
防御の姿勢を取るのが普通でしょう。
これは身体だけではなく、心も同様かと思います。
「自分が傷つきたくない!」
そう思うと、心も防御の姿勢を取ることでしょう。
しかしながら自分を守ろうとする防御の姿勢は、外界から自分を遮断することでもあります。
身を屈め、両手で身を守り、目を閉じた状態では、外の様子を感じたり、他人の気持ちを感じたりすることもできません。
常に自分を守っていては、自分さえ良ければとなって、他人に無関心になりかねません。
自分が傷つきたくないのは当然ながらも、あまりにも自分を防御するばかりでは、人間関係の構築がうまくいかないかもしれません。
自分が傷つくリスクを背負っても、外界を感じないことには、視野が広がりません。
視野が広がれば、自分の悩みの小ささを客観的に感じるかもしれません。
自分が傷つくことを恐れない・・・
このことを大前提にしなければ、何も前に進まないかと思いますが、いかがでしょうか?
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