2007年(平成19年)に郵政民営化となって、久しいです。
民営化したことにより、郵便局員さんは、ハガキや切手を売ることには熱心かと思います。
たまたま先日、郵便局を定年になられた、郵便局に詳しい人と話をする機会がありました。
その人に話を聞いたところ、ハガキや切手を売ることには熱心な郵便局員さんは日本全国に多いものの、ハガキや切手をユーザーの立場で、自分で使う郵便局員さんが比較的少ないとのことでした。
ちなみにその人は、ハガキのヘビーユーザーです。
ハガキや切手のユーザーということは、ハガキを書く、手紙を書く人のことですが、郵便局員さんはプライベートでは年賀状や暑中見舞いハガキは、それなりに自分で買って使うものの、日頃から普通の官製ハガキや便箋を使って、手紙を書く郵便局員さんにお目にかかったことは少なかったとのことでした。
そこで、ハガキや切手のユーザーでもある郵便局員さんであれば、単にハガキや切手を売るのではなく、ユーザーの立場に立った提案営業力を持ってるはずです。
日頃からハガキや手紙を書くことの楽しさ、あるいはこれまでに多々メリットもあったことを実感されて、そのことを提案できることと思います。
メリットとは、ハガキや手紙でのアナログコミュニケーションを通じて、貴重なご縁が深まったといったことなどでしょうが、メールやインターネットが普及した昨今では、デジタルコミュニケーションは誰でもやっているものの、アナログコミュニケーションに使うハガキや手紙は、普及率が減った分、文字情報と共に、字から心も伝えることができる貴重な道具ということです。
このように考えれば、どういった商品を取り扱って売ろうが、その商品のユーザーの立場になって、メリットや未来像を伝えることができるかどうかが、非常に重要と思いませんでしょうか?
元郵便局員さんから学び、気付かされました。
【お客様相談室宛メール】
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