製造業や企画開発に携わる業界では、特許申請をして認可が下りれば、その会社にとっては誇らしいものです。
世の中に無かった技術を開発した功績の証として、特許を取るということになるのでしょうが、ここで客観的に考えますと、特許を取るということと、売れてビジネスで成功するということとは、全く別物ではないかということです。
ある製品で特許を取れたところで、何ら営業活動、広報活動もやっていなかったら、世間一般には知れ渡っていないために、その製品が売れることはありえないでしょう。
特許がある、無いを問わず、新製品を開発してから売れるまでには、どうしても時間がかかります。
開発するまでに技術開発費もかかりますが、開発して以降は売れるまでに営業経費、広告宣伝費もかかります。
それでは、いっそのこと、時間も経費もかかる新製品を開発しなくても、現在でも売れてる製品さえあれば、それをそのまま売っていけば良いのかと言えば、そうもいかないでしょう。
5年先、10年先も、その製品が引き続き安定的に売れてるという保証もありません。
今現在、売れてるものがあるうちに、次の柱になるような製品も開発しておくという考え方は必要ではないでしょうか?
売れ筋製品が売れなくなった時点で、大慌てで新製品を開発するのは、タイミング的にも、いかがなものかと思います。
余裕のあるうちに次の手を打つ・・・
この一言に尽きるかと思いますが、いかがでしょうか?
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