モノづくりをやってる製造業では、当然のことながら作ったモノを売ります。
「額に汗して作ったモノは、額に汗して売らねばならぬ!」
製造業ではしばしば言われる言葉です。
それでは、製造業であろうが、販売業であろうが、サービス業であろうが、モノさえ売れば良いのかと言えば、そうではないと言われることがあります。
「営業活動とは、モノを売る活動ではなく、コト(付加価値)を売り、お客様を創造する活動」
このように定義付けられる会社や経営者もおられます。
単にモノを売るだけでは価格競争に巻き込まれるだけなので、コト(付加価値)を売ることにより、価格競争に巻き込まれない戦略を考える会社もあります。
具体例を挙げれば、椅子一つとっても、安価な椅子であれば、クッションが硬く、長時間座ると疲れてしまうことが考えられますが、高価な椅子であれば、クッションが柔らかく、長時間座っても疲れない、しかも快適なものもあります。
このような椅子は、明らかに快適さというコト(付加価値)を売ってます。
勿論、革張りで高価な椅子もあるでしょうが、売る商品について、付加価値は一体どこにあるかを明確にすれば、売れる戦略を立てることは、いとも簡単かと思われます。
モノではなくコト(付加価値)を売る・・・
このことを踏まえ、価格競争には巻き込まれたくないとは思われませんでしょうか?
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