先手必勝という言葉があります。
人より先に手を打つことの大切さは昔から言われます。
「この先をどう読んで、どう手を打つか?」
といった手の打ち方こそ、人間的技量が問われると教わってきました。
先手を打つことは、今も変わらず必要なことかとは思いますが、現在では必ずしも先手必勝とは限らなくなってきたことも事実かもしれません。
先手を打ったものの、後発者に追い越されるということもあります。
先手を打った人の様子を伺いながら、後追いして追い越すという戦略もあります。
また、先手を打とうが、後追いしようが、前に出るだけではなく、状況に応じて引き際を見極めることも重要な人間的技量かもしれません。
引き際を見極めるとは、単なる撤退ということのみならず、一旦立ち止まる、進め方をスピードダウンしてみる、中間状況の様子を伺うということも含まれます。
何でもかんでも突っ走れば良いというものではありません。
先手必勝と焦らない・・・
落ち着いて、客観的な判断や見直しも必要かと思いますが、いかがでしょうか?
【生興株式会社 ホームページ】
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html