私が社会人に成りたての平成初期の頃までは、部門のリーダー、管理職は、部下を怒って、叱って、ある意味恐怖感で追いつめて、部下の成長を促すような部下育成が一般的だったように思います。
部下の扱い方はアメとムチの法則で、甘やかせてばかりでは調子にのるばかりなので、所々雷を落とさないといけないという上司としての使命感もあったかもしれません。
ところが見方を変えれば、怒って、叱ってばかりの管理者は、恐怖感で部下を動かし、「怒鳴らないことには、サボるに決まってる!」と決めつけて部下を見下し、部下を成長させることとは逸脱してしまってることもありえます。
アメとムチの法則や、ニンジンをぶら下げるといったことも、私個人的には、あまり好きではありません。
人を人間ではなく、モノや動物のように扱うような感じがしますし、アメとムチで自由自在に操るといった感じで、部下を一人の人間として尊重しているように受け止められません。
毎日毎日出勤する度に、何かする度に怒られていたら、到底ヤル気が出るとは思えません。
特に現代では、そのような風潮があります。
甘やかせば良いものでもありませんが、上司は部下を恐怖感で追いつめるより、褒めて潜在能力を引き出し、成長を促すことが最重要課題ではないかと思いますが、いかがでしょうか?
怒鳴るより、褒めて伸ばす・・・
人の上に立てば、誰しも永遠の課題かと思います。
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