会社に勤めて、会社の名刺で営業活動をする限り、飽くまでも会社対会社の取引になります。
そこで、窓口担当として、自分が担うこともあります。
たとえ、会社間取引であっても、窓口担当である自分個人に対して、
「あなたが担当で良かった!」
「あなたから買いたい!」
「あなたに仕事を依頼したい!」
と、このように、どれほど自分個人が指名されてますでしょうか?
もし、窓口担当である自分が評価されず、
「担当者を変えてくれ!」
と、取引先から自分の上司に対して電話でもかかってきてしまったら、たとえ失礼をお詫びしようが、改善に努めようが、
「あなたから買いたい!」
「あなたに仕事を依頼したい!」
と言われるまでリカバリーするには、相当な時間、労力を要します。
それが会社レベルまで火がついて、
「おたくの会社とは、取引を停止させてもらう!」
と言われてしまうと、更に大変です。
形のあるものを売ろうが、形のないサービスを提供しようが、まずは取扱商品については会社として選ばれるでしょうが、次に、営業担当として、自分が選ばれるかどうか、これが重要なポイントになろうかと思います。
更にわかりやすく表現するならば、会社にきた仕事を分けてもらうという考え方より、自分に仕事がくるようにする、自分から仕事を取る、といった考え方を持てば、自然と営業戦略も見えてくるように思いますが、いかがでしょうか?
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