社員教育と一言でくくってしまいがちですが、社員教育はいろいろな切り口で分けることができようかと思います。
役職別(階層別)、集合教育、現場教育、専門教育、マナー教育等あるでしょうが、大きく分ければ、知識教育と感性教育の2つに絞れるかとも思います。
知識教育とは、まさに知識を得るための勉強です。
業務に直結した技術の勉強の場合もあるでしょうし、マナーなど一般的な作法に関する勉強もあります。
心構えや考え方の勉強も、広く言えば知識教育かと思います。
新しいことや新しい考え方を教わること、広く情報提供を受けるという意味です。
しかしながら、教育は新しい情報を受け取るだけではありません。
知らないことを知ることも教育の大切な役割ではありますが、知識をインプットするばかりではなく、実務において、いかにアウトプットして実践していくか重要です。
もう一つの教育は感性教育です。
仕事をしていく上で、感性なくして仕事はできません。
インプットした商品知識をアウトプットということで、やたらと商品説明さえすれば良いのではなく、相手が何を思っているのか、何を言いたいのか、言われる前に感じ気づき先に行動してこそプロです。
それでは、感性教育とは一体何をすれば良いのかということになりますが、日頃から気付きの感性を磨くしかないでしょう。
人の話を傾聴する、適度に本を読む、気になったこと、気付いたことは即座にメモを取る等、どちらかと言えば実践主体になるでしょう。
これらのことを部下に教えて実践さす他なりません。
教育は知識教育ばかりではなく、感性教育もあることを、今一度認識する必要はありませんでしょうか?
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