真因を追及するには、「なぜ?」を5回繰り返してみることと言われてます。
なぜうまくいかなかったのか?
なぜミスをしてしまったのか?
特に製造工場であれば、製品に不良欠陥が出た場合、徹底して原因を追及し、二度と起こらないようにすることが必要です。
しかし、製造、ものづくり以外の営業や企画になれば、うまくいかなかった原因を突き止めようと、「なぜ?」を5回繰り返したところで、突き止められないことも多いことでしょう。
それゆえ、あまりやっきになって、6回以上「なぜ?」を繰り返して、うまくいかなかった原因を突き止めることは、無駄になってしまうことすらあります。
5回の「なぜ?」を繰り返したところで切り上げて、「さて次!」と、前に進むべく、切り替えることも必要ではないでしょうか?
決して、うまくいかなかったことををそのまま放置して、次に進むべきと言うことではありません。
特に新規事業を立ち上げた時、
「なぜ、うまくいかないのか?」
と長い時間をかけて悩んでる余裕はありません。
次へのチャレンジをしつつ、うまくいかない要因を振り返るといった、同時並行で行動していかなければ、新規事業ではいつまで経っても成果につながりません。
うまくいかない真因を追及することは重要ですが、「なぜ?」を6回以上、いつまでも追求して、次への行動に移せないようでは、前に進みません。
真因の追及は、「なぜ?」を5回まで・・・
そのようにキリをつけて、前に進むことも忘れないようにすべきかと思いますが、いかがでしょうか?
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