「私は営業に向いてないので、非営業職の仕事をやってます!」
このようにおっしゃる方は、世の中にもたくさんおられることは、言うまでもありません。
適材適所と言われる通り、自分の能力が発揮できる仕事をやって、成果を出しているのであれば、これほど幸せなことはありません。
ところで、営業力は、営業職だけに必要とされる力量でしょうか?
私はそうは思いません。
非営業職の管理部門、製造部門、物流部門等に所属していても、営業力は必要ではないかと、思っております。
早い話、「営業力=人間力」と、私は捉えています。
それはまさに、自分自身を売る力(アピール力)、人を動かす力にも匹敵するのではないでしょうか?
仕事上では、上司・部下間におけるコミュニケーションにおいても、営業力は欠かせないでしょう。
部下から上司への報告・連絡・相談により、上司を動かす、あるいは上司が部下にやる気を与え、能動的に活躍してもらうといったことは、全て営業力でしょう。
そして、営業力を培う上で、人に不快感を与えない印象力、更には礼儀礼節を身に付けることが重要でしょう。
また、「熱心さ」と「しつこさ」、「積極性」と「厚かましさ」は紙一重です。
両者を分けるのは、そこに礼儀礼節、相手に対する思いやり、心遣いがあるかどうかです。
営業活動においても、商品知識や、セールスのノウハウさえあれば売れると勘違いし、礼儀礼節をおろそかにしがちなこともあり、残念ながらこれでは、望む結果は得られません。
「営業力」こそ「人間力」・・・
このことは、常に忘れないでいたいものです。
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