ある田舎の町役場の話です。
町長の話によれば、
「役場の中で、職員みんなが挨拶できるようになるのに、三年かかりました!」
という発言がありました。
挨拶ごときに3年かかる???
普通なら大いに疑問に思われることでしょう。
何も、お辞儀の仕方、声の出し方等、技術的に高度で難しい挨拶のやり方を教えられてた訳ではありません。
「挨拶など、どうでもいい!」
と考えている職員それぞれの考え方を改めるのに、3年もの時間を要したとのことでした。
町長の考えは、
「挨拶一つできない職員に、町内の住民のための仕事などできるはずがない。挨拶は、人の心を和らげる効果がある、基本中の基本の身に付けるべき姿勢である!」
ということです。
会社でも同じで、
「挨拶など、どうでもいい!」
と社員が考えていたら、危険信号です。
挨拶一つできないで、質の良い仕事ができるとは到底思われません。
他社へ訪問する際にも、社員さんがキッチリと挨拶をされる会社、いい加減な挨拶しかされない会社、どちらの会社と取引したいと思われますでしょうか?
たかが挨拶、されど挨拶・・・
ビジネスの基本として、全く侮る(あなどる)ことはできません。
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