具体的な指示を出してるつもりが、実は抽象的になってしまっている場合があります。
例えば、
「午後からお客様が来られるので、お茶を買ってきて下さい。」
という指示を出した場合、指示を出した側は、お茶の葉を買ってくるものと思っていたら、指示を受けた側は、お茶の葉ではなく、ペットボトルのお茶を買ってくることがあります。
ペットボトルのお茶は普及していなかった頃は、間違いなくお茶の葉を買ってくるでしょう。
ところが、ペットボトルのお茶が普及してきた昨今では、お茶を飲むにしても、家ではお茶の葉を急須に入れて、お湯を注いで飲む習慣がなければ、お茶を買ってくるよう指示されたら、ペットボトルのお茶しか頭にありません。
また、人と待ち合わせする場合でも、改札口が1カ所しかない小さな駅であれば、改札前で待ち合わせと言えば充分でしょうが、大きなターミナル駅となってるJR大阪駅の改札口で待ち合わせと言われても、大阪駅には改札口が、御堂筋口、南口、中央口、桜橋口、連絡橋口と5カ所ありますので、どこの改札口かまで、具体的に伝える必要があります。
「これでわかるはず!」
と思っていても、相手の受け止め方がずれていたり、相手が理解していない場合もありえます。
指示は具体的に・・・
当たり前の話ながら、できていますでしょうか?
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