デパート等で、トイレ掃除が終われば、トイレットペーパーが三角折りされてることがあります。
その、トイレットペーパーの三角折りについて、奥の深い内容のメルマガが配信されましたので、参考までに転送します。
(以下、転送文)
トイレの清掃が終わったら、トイレットペーパーを三角に折ります。
通称「三角折り」、正式名は「ファイヤーホールド」といいます。
ファイヤーは、消防士=ファイヤーマンから来ています。
消防士は何か起これば、緊急招集がかかります。
トイレの中で緊急召集がかかることも、ありえるわけです。
しかし、トイレットペーパーごときで、もたもたとしてはいられません。
そこで、迅速に対応できるように考案されたものが「ファイヤーホールド」なのです。
トイレットペーパーを三角に折っておけば、引き出しやすいですね。
日本で広まったのは、昭和30年代ごろ。
帝国ホテルが、清掃が済んでいることを他の作業員に知らせるために、使われ始めたと聞いています。
このことから、トイレ掃除終了後には、完了の合図であり、使う方の利便性を考えて三角折りを行なうのです。
さて、あなたは、キレイな三角ができますか?
トイレ掃除終了後だけではなく、自身が使ったあとも、三角折りをして出ていますか?
この三角折りにも、正しいやり方があります。
よく見る間違いは、ペーパーの真ん中を頂点にして、左右の端を折って、三角を作るというものです。
正しいやり方は、左右いっぽうずつ折り込んでいきます。
以下に言葉で説明しますが、分かりづらいと思います。
YouTubeにちょうど良い事例がありましたので、確認してみて下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=V_5SNilvdoQ
まず、右側を大きく後ろに折ります。
このとき、左手前の角を支点にして、びりびりとちぎれた部分が、トイレットペーペーの脇に沿うくらいまで、大きくに折って下さい。
そうすると、キレイな45度のラインができます。
次に、左側を後ろに折ります。
このとき、左手前から右奥への45度のラインに沿って折り返して下さい。
そうするとと、三角は90度。
三角の先端は、真ん中になります。
三角の部分は、4枚のトイレットペーパーが重なりますので丈夫です。
引っ張っても、ちぎれることはありません。
簡単ですよね?
この折り方は、以外と知られていないんです。
正しいやり方をしないと、手間をかけたわりにキレイにできません。
そのために、妙にとんがった、鶴のくちばしのような三角になったり、角度が甘くて、取りにくい三角になったりします。
または、三角の中心がずれていたり、後ろに折り込んだトイレットペーパーの切れ目がはみ出ていたりするのも見かけます。
だらしがない三角です。
手間をかけたわりにキレイにできないと、嫌になってしまいます。
それで、急いでいるときに折らないで済ませてしまったり、「折らないほうがキレイ
では?」と言い訳をしたり。。。
習慣をやめてしまう原因になります。
正しいやり方は、簡単なので、誰でもすぐにマスターでき、キレイに仕上がります。
急いでいても、そんなにストレスではないはずです。
「良い習慣が続かない」と悩まれたら、正しいやり方でしているかを、見直してみてはいかがでしょうか。
※注 サービス業では定番の三角折りですが、病院などでは、しないケースもあります。
折るときにトイレットペーパーに触れるので、衛生面で避けるようです。
三角折りは必ずしもしなくてはならないものではないことを、お断りしておきます。
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html