人の上に立つからには、一般的には得することが多いと思われるかもしれません。
更なる高い給与、待遇や権限、何かと得することを手に入れることができるということでしょう。
それも事実でしょうし、そうでないと、出世欲も出ないかもしれません。
どうしても、損得勘定が表に出てしまうのが、人間の心理でしょう。
本来は逆であるべきで、随分以前にも、「長たる者は、部下のだれよりも損をすべし!」と記述したことがあります。
人の上に立つことにより、損をするくらいなら、苦労して出世などしたくないという心理も働いてしまうことでしょう。
何も、経済的、金銭的に損をする話ではありません。
人の上に立つには率先垂範すべしと言われますが、先頭に立って模範を示す、率先垂範こそが、実は部下のだれよりも損をすることを意味します。
それを辛い、しんどいと思うのではなく、それを当然であり、それを乗り越えて人の上に立って人の役に立ち、更には世の中に貢献できてよろこべる人が、リーダーであるべきでしょう。
損の法則・・・
人の上に立ち、世の中に貢献できる人になりたいのであれば、理解する必要があろうかと思います。
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