お金の心配や悩みのない大金持ちは「成功者」、多額の借金を抱えて悩んでる人は「失敗者」と単純に思いがちでしょうが、何もそれだけが、「成功者」の定義ではないように思います。
特に会社経営においては、経営者は銀行からの借金により、事業を執り行います。
それでは、無借金経営が成功であり、借金のある経営は失敗かというと、そうでは全くありません。
成功は、特定のある状況を言うのでなく、目標に向かって前進しているかどうかが、重要な指標ではないでしょうか?
巨額の借金を抱えている人でも、その借金の返済という目標に向かって、創造力を駆使して、確実に前進している人は、悩みや心配とは無縁であり、生き生きと自信に満ちた行動をしている成功者に見えませんでしょうか?
巨額の財産があるとか、借金があるとかいう現在の持ち高は、成功者か失敗者の判断基準ではなく、自分にとって価値ある目標を掲げ、それに向かって前進し続けているかどうかが、成功者かどうかのポイントではないかと思います。
それゆえ、ゴールに到達したら、その成功は終わったので、また新たな価値ある目標を立て、成功者としてのステップアップを目指すことでしょう。
創業者は、ゼロから事業を起こし、あらゆる障害や困難を一つ一つ克服しつつ、夢の実現に向かいます。
その時は、生き生きとして魅力的だったのに、夢を実現してしまった後は、生気を失い、これが自分の長年求めてきた成功かと首をかしげている経営者も中にはいるように思います。
実は成功とは、ゴールに到着することではなく、ゴールに向かっている途中段階にいることではと、私なりには思えてきました。
成功か失敗かは、お金の有無ではない・・・
単純に言えば、このように思いますが、いかがでしょうか?
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