哲学者のマルティン・ブーバーは、人間関係の法則性について、以下のように説かれました。
●その人の欠点を排除しようとするよりも、トータルにその人の存在を認め、生かすようにする。
●そして、対話を成功に導くには、理解し合えるまで話し合う忍耐と誠意を要する。
●また、自ら心を開いて向き合っていけば、相手も心を開いて向き合ってくる。自分が相手の魅力を見出せば、相手も自分の魅力を見出すようになる。
簡潔にまとめられていますが、最初の他人の欠点については、どうしても目に付き、それを排除しようとしたり、当人が克服してもらえればとついつい願ってしまいます。
過去と他人を変えることができない以上、自分が他人の欠点をも含めて、トータルにその人の存在を認めるには、自分自身、自分の器を大きくする以外にありません。
やはり、他人がどうのと言うより、自分自身がいかに変革できるかということに尽きることと思います。
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