責任範囲を明確にすることは、重要だと思っています。
ところが、大きな落とし穴があることにも気付きました。
責任の範囲を明確にすることにより、「それ以外のことには自分は責任がない」といった捉え方をされてしまうこともあります。
他の部門がいくら忙しくとも、他人の仕事がいくら忙しくとも、自分の責任の範囲外のことであるとして、「我関せず」という弊害が生じ、責任範囲の明確化どころか、無責任化に比重が偏ってしまいかねません。
自分の部門のこと、自分の仕事だけしか考えなくなっては、連携プレーや相乗効果を生み出すことが難しくなり、会社全体の業績にも影響を及ぼします。
特に部門のリーダーであれば、他部門との連携や協調が重要でしょう。
責任範囲を明確にすることは、私自身これまで通り、全く否定するつもりはありません。
ところが客観的に見て、自分自身が無責任になってしまっていないか、見直してみてもよろしいかと思いますが、いかがでしょうか?
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