製造業であれば、どの会社も例外なく、自社製品に「付加価値」を付けて、利益率の良い、売れれば儲かる製品の開発に常日頃から力を尽くしていることと思います。
それでは、「「付加価値」とは一体何ぞや?」ということになりますと、私なりの解釈でまとめてみます。
デパートやスーパーに買い物に行けば、「○○様ご愛用」などと(有名人の名前などが)書いてあるだけで、商品の売れゆきが違うことでしょう。
それを見たお客様は、「欲しい!」という心境になり、これは間違いなく、商品に「付加価値」が付いているように感じます。
お客様に「買いたい!」という心理を働かせています。
ここで重要なのは、いくらメーカーが懸命に開発して、「付加価値」を付けた良い製品と思っても、お客様が「欲しい!」と思われない限り、売れないということです。
良いものが売れるのではなく、お客様が欲しいと思われるものが売れます。
「付加価値」を付けるのは、何も製造業の製品だけではありません。
仕入商品であろうが、形のないサービスであろうが、「売り物」なら何でも「付加価値」を付けることができます。
更には、「売り物」以外に、営業マン自身に「付加価値」を付けることもできます。
「あなたから買いたい!」
とお客様に思われれば、間違いなく、その営業マンには「付加価値」が付いています。
人財育成なくして、営業マンに「付加価値」を付けることができません。
マーケットの中で差別化すべく、「付加価値」を付けるべきものは、「売り物」なのか、営業マンなのか、このあたりは組織のリーダーの方針や戦略として考えるべきではと思いますが、いかがでしょうか?
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