前回の「褒めて育てる」についての補足です。
上辺だけで褒めるとなると、簡単に見透かされて、褒められても嬉しく思わず、かえってうっとうしく思われて、逆効果になってしまうことも申し上げましたが、褒めながらも、自分の方向に誘導しようとすることも同様です。
「あなたは凄い!仕事が早いねえ!じゃ今度はこれをやっておいて!」
というようなことです。
このような場合も感覚的に嫌に思われ、部下は上司を遠ざけようという心理が働いてしまいます。
人と人とのコミュニケーションは、心の中でどう思っているかが伝わってしまう非常にデリケートなものです。
このあたりが、上司部下間で、上司として苦労するところではと、思います。
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