「段取り」には「内段取り」と「外段取り」の2種類あります。
前もってできること、あらかじめ事前準備できることを「外段取り」と言います。
方や、その場にならないと実行できないことを「内段取り」と言います。
「内段取り」と「外段取り」について更に説明すれば、
製造職では、事前に必要な工具類や、加工材料を用意しておくことを「外段取り」、実際に加工を施している作業を「内段取り」と呼ばれてます。
金型交換のような、機械を止めなければ実施できない「段取り」を「内段取り」、その他、機械を止めなくても実施できる「段取り」を「外段取り」と言われることもあります。
一方、営業職では、事前に訪問先の場所を地図で確認すること、事前に訪問先の顧客情報を調べておくことなどは「外段取り」、訪問先への移動、顧客との電話や商談は「内段取り」となります。
いずれにしましても、「外段取り」をキッチリ済ませておくと、「内段取り」がスムーズに行きます。
また、「内段取りの外段取り化」ということを、課題にされることも多いです。
営業職においては、訪問先への移動時間をいかに短くするかということも求められますが、顧客との電話や商談が長ければ良いというものでもありません。
顧客の時間を奪わないためにも、いかに手短かに要領良く、伝えるべきことを伝え、契約に結びつけるかが、営業職の課題ではないでしょうか?
「仕事は事前準備が80%」ということも以前に書きましたが、共通するような内容です。
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