整理・整頓・清掃のうち、整理に絞って考えてみます。
「整理とは、必要なものと不要なものを分けて、不要なものを捨てること。」と、定義されてます。
事務所内の書類、工場内の設備機械や工具類、更には部品、半製品から材料まで、物流倉庫内では在庫品といった中に、不要なものがあるかもしれません。
ところが、自分では不要と思っても、不要物をサッと捨てることができずに溜まる一方で、更には捨てることが面倒、整理する時間が無いとなど、何かと理由を付けて、なかなか整理に手が付かないかもしれません。
整理を放置しておくと、当然のことながら、必要なものを置く場所すら無くなり、パンク状態となります。
そうなれば、業務にも支障をきたすことは一目瞭然です。
「年末の大掃除の際に、捨てればよい!」
とは思っても、捨てる前の必要なものと不要なものとの仕分けに実は労力を要することから、整理するにも中途半端な状態で終わって年を越してしまい、スッキリした気分になれない年始を迎えることにもなりかねません。
やはり、整理は日常でも、サッサとやっていくべきではと思います。
最初は、1ヶ月に1回は整理してみて、とても月1回では手に負えないようであれば、2週間に1回、更には1週間に1回と整理のサイクルを縮めていけば、肉体的にも精神的にも負担無く、こなしていけるはずです。
そこまでできれば、年末に大掃除するという概念も無くなることと思います。
整理は日常業務として習慣化する・・・
人間は習慣の動物ですので、やはり習慣化すべきとは思いませんでしょうか?
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