職場でも家庭でも、整理整頓を実施するからには、それなりに時間を要します。
また、粗大ごみの処分となると、処分費用も要します。
それゆえ整理整頓がなかなか進まない、ついつい先延ばしにするということが誰しもあるかと思います。
ところで整理とは、必要なものと不要なものを分け、不要なものを捨てることです。
整頓とは、必要なものをいつでも使える状態にしておくことです。
順番としては、整理が先で、次に整頓となりますので、「整頓整理」とは言われないことが納得できることでしょう。
5S活動でも、「整理・整頓・清掃・清潔・躾」と順番が決まってます。
要は次から次へと必要と思われるものを買ってしまい、ものが増えて収集がつかない、置き場がない状態で、整理をせずに整頓だけをしようとするから、整理整頓が進まないとも考えられます。
「今すぐ必要ではなくとも、いつ必要になるかわからない。」
「思い出の詰まったものは捨てきれない。」
といったことを考えてしまうと、「捨てる」という整理がいつまで経っても実行できません。
そこで、「自分がこの世からいなくなった時、残しておくべきものは何か?」という観点から考えれば、おのずと残しておくべき必要があると思われるものは絞られてきます。
この考え方を意識することにより、整理整頓が苦手だった人も、サクサクと進むようになったと言われることがあります。
捨てることにより、新しいものを手に入れることができる・・・
整理整頓が苦手で、克服したいのであれば、このようにも考えられませんでしょうか?
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