「つもり運転、だろう運転を止めよう!」
これは、交通標語でよく言われてます。
「停止線で止まったつもり。あっちが車線を譲ってくれるだろう。」
そんな、つもり運転、だろう運転が事故の原因になるという意味です。
「まさに、その通り!」と誰しも納得することと思います。
ところがそれは、運転だけでなく、仕事も同様ではないかと思います。
「つもり仕事、だろう仕事になっていないか?」
ということです。
「言ったつもり。」、「書類を渡したつもり。」、「メールを送信したつもり。」
「相手もわかっているだろう。」、「1回言えば大丈夫だろう。」、「入社3年にもなれば、できるだろう。」
「つもり」は不確定なことの塊です。
「つもり」でOKではなく、キッチリ行動したかどうか、手間を惜しまず確認するべきでしょう。
「だろう」は相手の理解に依存しています。
相手は、わかってないかもしれませんし、大丈夫ではないかもしれませんし、できないかもしれません。
「だろう」でOKと思わず、「つもり」と同じく、手間を惜しまずキッチリと確認するべきでしょう。
特に仕事上では「だろう」が多いように思います。
わかるまで、大丈夫と言い切れるまで、できるまで、教えて伝えて理解してもらう努力をする必要があるでしょう。
これは上司が部下に対してのみならず、部下が上司に対しても、職場の同僚に対しても、社内の別部門の人に対しても、社外の顧客や取引先に対しても同様です。
また、「だろう思考」が強い人は、面倒臭がりのという面がうかがえます。
相手に確認する手間を面倒臭がって省いてしまうということです。
仕事もコミュニケーションも、手間がかかって面倒臭いものです。
さらにもう一声のコミュニケーションが、勘違い、思い違い、事故、事件、多大な損失を防ぎます。
つもり、だろうと思い込まず、もう一声の手間を惜しまない・・・
これは実践すべきと思いませんでしょうか?
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