組織で目標設定する場合、組織の長が高い目標を掲げたところで未達成が繰り返されられると、組織のメンバーは目標に向かって行動する前から、あきらめムードになってしまうことでしょう。
組織の目標の目標未達に対する責任は組織の長になることから、組織の長は組織のメンバーに対してイライラしながらも、檄を飛ばしたり、力で動かそうとすることと思います。
当然ながらこれでは、余計にあきらめムードになってしまい、負の連鎖になることは目に見えてます。
あえて組織の目標を高く設定する場合、従来のやり方を変えるということ、更には必要な経費、人財を投入するといったことが前提であればともかく、従来のやり方を変えることなく、しかも一切の経費、人財を投入しないでメンバーに対して目標を達成を命じるのは、甚だおかしいように思います。
それでは果たして、従来のやり方を何とか変えるにせよ、経費はゼロ、しかも増員もしないで、高い目標を達成できるかと言えば、そうもいかないことでしょう。
従来のやり方を変えるのであれば、それ相応の経営資源を投入しないことには何ともなりません。
また、慣れ切った従来のやり方を好んでおり、従来のやり方を変えるとなるとストレスがかかるので、やはり従来のやり方が良いと言ってるようでは、成長につながりません。
現状打破には負荷が付き物・・・
高い目標を設定し、達成に向けて行動するなら、このことを大前提に踏まえておく必要があると思いませんでしょうか?
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