私自身、報告・連絡・相談はコミュニケーションの一環であると思っていました。
また、報告・連絡・相談により情報を伝達・交換・共有することもコミュニケーションと思っていました。
ところがマネジメントの発明者のピーター・ドラッカーは、
「コミュニケーションと情報共有とは別物である」
と唱えてます。
このことについて私自身も最初は、「?」と思いました。
ドラッカーによれば、「情報は感情、価値、期待などの人間的属性を除去すればするほど有効となり、信頼性が高くなる」ということです。
要約すれば、物事には事実と解釈がありますが、情報は事実であるべきということです。
一方、「コミュニケーションとは、思想、意見、情報を伝達し合い、心を通じ合わせるプロセスである」と唱えてます。
コミュニケーションの目的としては、単に伝達するということではなく、心を通じ合わせ、共通認識を作ることであるということです。
会議の場でも、情報共有と共通認識が混同されるものの、実はそれぞれ別物であるということです。
コミュニケーションと情報共有とは別物・・・
目からウロコのような話でしたが、どのように感じましたでしょうか?
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