営業職の仕事としては、顧客のニーズを把握した上で価値あるものを提供する、顧客の困りごとを把握し、問題解決にあたるといったことですが、
「何か必要なものはありませんか？」
「何かお困りのことはありませんか？」
と顧客に問いただして、
「今のところ、特に何もありません。」
と顧客が答えて、そのまま引き下がるようでは、御用聞きでしかありません。
顧客自身が現時点では気付いていない潜在的な問題や課題に気付かせた上で、解決策を提案するのが本来のあるべき営業職の姿と言えるでしょう。
しかしながらこのあるべき姿は、営業としての技術レベルは、かなり高いように思われます。
単にこちらがやみくもに提案すれば良いものでもありません。
特に現時点では何ら問題も課題も無いとはいえ、更にレベルアップした目標を顧客との対話により見つけ出し、顧客がその目標に向かって自社では何ができるかを提案するということです。
顧客と共に新しい問題を見つけ、解決にあたる・・・
営業の仕事のあるべき姿とは言えませんでしょうか？
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