上司が部下に対して、部下のミスを厳しく叱責することがあるでしょうが、その上司の更に上の上級上司が何らかのミスをして自分にも影響を及ぼした場合、部下と同じように上級上司に対して厳しく叱責するかといえば、それはほぼ、あり得ないでしょう。
つまり、誰しも自分で自分の感情を相手によってコントロールしているということです。
上下関係も、売り手買い手の関係も度外視して、自分にとって気に入らないことがあれば、相手が誰彼問わず怒りの感情をぶつけるとなると、人間関係も何もあったものではありません。
上司が部下にミスを指摘して叱責するにも、上司部下間で信頼関係があるかないかで、部下の受け止め方も大きく違ってきます。
単に頭ごなしに叱責するだけでは、当然部下としても心を閉ざし、叱責は上司の愛情などと受け止めるはずもありません。
人間は相手により自分の感情をコントロールする・・・
このことを大前提に、より良き人間関係を築きたいとは思いませんでしょうか？
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