前回は「従業員が満足に仕事してこそ、顧客に満足を提供できる」について記述しました。
改めて顧客志向の「顧客第一主義」や「顧客満足度の向上」について考えてみます。
顧客は会社にとっては貴重な財産であり、大事にすべきとは理解しているものの、顧客の情報については会社の財産になっていない、つまり顧客の情報は営業担当者の頭の中や個人の手帳の中にしかないということが多く見くけられませんでしょうか?
勿論、最低限の顧客の会社名、住所、連絡先、取引金額、顧客ごとの売れ筋商品ぐらいは会社のコンピューター等でいつでも見ることはできるでしょうが、何故その商品を買ってもらえたのか、どういった使い方をされるのか、何故自社を選んでもらえたのかということまでは、営業担当者も今一つわかっておらず、記録にも残していないのが実情ではないでしょうか?
実はこういった情報こそ、会社にとっての貴重な財産と言えるはずです。
自社の営業担当者も、いずれは定年退職や自己都合退職になることもあります。
その際に、顧客情報が何も残らないとなると、会社の財産も残らないこととなります。
貴重な情報を財産として残す・・・
この仕組みを構築し、いつでも情報を共有することができる体制にすることが、経営層、管理者層の重要な仕事と言えませんでしょうか?
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