「鳥には空気が見えない。 魚には水が見えない。 人間には自分が見えない。」
中国には、このようなことわざがあるようです。
「人間には自分が見えない」ということについて、考えてみます。
自分を客観的に見てみるということは、これまでにも何度も記述したことがあります。
違った視点で考えると、「自分は一体何者か?」ということです。
つまり、自分の役割について、どれほど普段から意識しているかということかと思います。
家庭であれば、妻からすれば夫(夫からすれば妻)、子供からすれば父親(または母親)、実家の両親からすれば息子(または娘)となるでしょうし、職場であれば、部下からすれば上司(上司からすれば部下)、プロジェクトチームのリーダー(あるいは一員)、顧客からすれば窓口担当といったことなど、家庭や職場に限らず、自分の役割は実は数多く複数あるということです。
はたまた、学生であっても成人している限りは、責任を問われる一社会人という役割があるとも言えるでしょう。
そういった役割に応じて、自分はどうあるべきか、何をすべきか、おのずと見えてくることと思います。
ところが、様々な役割についてあまり意識しておらず、一部の役割しか意識していないと、状況に応じた役割をこなせていないのではと、考えられます。
自分は一体何者か・・・
自分の様々な役割を、普段からどれほど意識してますでしょうか?
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