「箸よく盥水(かんすい)を回す」という言葉があります。
これは、洗濯などで使う盥(たらい)に水を入れ、1本の箸でかき回していても、最初は殆ど水は動きませんが、回しているうちに、水も回転して渦となるということです。
物理的に言えば、水を箸でかき回すと箸から水に運動エネルギーが伝わり、運動エネルギーを伝え続けると、水が渦を巻いて回転するということです。
つまり、最初は小さなことでも、やり続けるうちに後々変化が生じるということです。
そう考えれば、地道にコツコツとやり続けたことにより、後々成果となるということがあることも理解できるでしょう。
どうしても面倒がって、すぐに成果を求めたがるという傾向にあるかもしれませんが、すぐに成果が出るものなど、そうそうありません。
箸よく盥水(かんすい)を回す・・・
自分自身の戒めの言葉として、地道にコツコツ、やり続けようと思いませんでしょうか?
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