「あるべき姿」と「現実」との「差」を「問題」と一般的に定義されてることはご承知のことと思います。
予期せぬトラブル発生も「問題」として捉えることもあります。
そこで、問題解決にあたっては、様々な手法があるでしょうが、これまでは「何故を5回、6回と繰り返し、真因の追及をする」という手法が一番簡単に解決の糸口を見つける方法と私個人的に考えてました。
ところが、もっと簡単な方法があるということも学びました。
問題発生時には、どうしても「解釈」を問題としてしまいがちでしょう。
「彼はスキルが低い!」
「この仕事を彼にやらせるには難しいに決まってる!」
等、「解釈」であっても、決して「事実」とは言い難いということです。
「解釈」には感情的や感覚的なことも含まれてしまいます。
感情的なことを問題にしたところで、解決の糸口は見つかりません。
そこで、具体的な「事実」を列挙してみることにより、解決の糸口が見つけやすくなるのではということです。
「あの人はお客様に対して、問合せに対する回答を3日間も忘れていた!」
「忙しいからと言って月1回の機械のメンテナンスをやらなかったために、機械が故障し、生産に支障をきたした!」
等、これらのように感情的、感覚的なことは抜きにして、具体的な「事実」を列挙していけば、解決の糸口が見つけやすくなるように思いませんでしょうか?
解釈と事実を分け、事実を認知する・・・
これが問題解決の糸口を見つける簡単な方法と思いませんでしょうか?
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