かつて売れていた大ヒット商品も、時代の流れと共に陳腐化してきて、売れなくなってくることがあります。
中には、多少のデザインやモデルは変わっても、用途目的等は変わらないといった商品は、今現在も根強く売れていることもあるでしょう。
時代の変化の激しい昨今では、世の中で売れている商品を二番煎じで、後発で売っていこうとしても、既に時遅しで、当初売れていた商品は既に衰退しているということもあります。
そこで、取扱商品の販売戦略については、1年に1回程度でも見直しが必要ではないかということです。
市場成長率が高く、市場シェア率も高い商品は、花形商品ということになるでしょうが、同業他社も次から次へと参入し、広告宣伝費をいかに多くかけるかということにもなりかねず、結果的に利益が削られて思ったように利益が残っていないということもあり得ます。
明らかに市場成長率、市場シェア率共に低い商品は、即座に撤退していくことが妥当とも思われます。
市場成長率が高い割には、市場シェア率も低い商品は、これもこれで広告宣伝費をいくらかけても、業績向上につながらないということで、このまま販売を続けるか、撤退を決断するか、難しい判断を迫られることと思います。
市場成長率が低く、市場シェア率が高い商品は、ある意味、ブルーオーシャンの領域で、一人勝ちとも言えるでしょうし、利益も確実に出せることでしょう。
とはいえ、現在は市場成長率が低く、市場シェア率が高くとも、時間の経過とともに市場シェアが低くなってくる可能性もありますので、ある程度の時期がくれば見直しが必要ではないかということです。
市場成長率、市場シェア率より販売戦略を分析・・・
これこそ、販売戦略会議での重要な議題となりませんでしょうか?
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