部下である自分が、上司から言われた言葉で、ヤル気を失くしてしまったという経験は、誰しも一度くらいは あろうかと思います。
ベテランで、今や管理者としても、若かりし頃には経験したことでしょう。
上司にしてみれば、悪気は無かったりとか、勢いで言ったに過ぎないとか、ついカッとなってしまったなど、事情はいろいろあるでしょうが、部下がヤル気を失くしたという事実に変わりはありません。
上司のあるべき姿とは、部下にヤル気を起こさせることにあるはずです。
その上司がいかなる事情にせよ、部下のヤル気を削いでいるようでは、いかがなものかと思われます。
部下の人格や能力を否定するような言葉は、禁句と認識すべきでしょう。
もし部下を傷付け、ヤル気を喪失するようなことを言っているのであれば、改善すべきでしょう。
部下が仕事ができない、成長しないのであれば、それは上司として自分の指導方法に問題があると思いませんでしょうか?
部下に対して、傷を付ける言葉をかけるのであれば、自分の責任感が欠如していること他なりません。
部下に対してダメ出ししていると感じた時は、まず自分の指導が至らないということを、認識すべきでしょう。
「いちいち教育しなくても、即戦力になる優秀な部下が欲しい!」
これは無いものねだりでしかありません。
部下の人格、能力を受け入れた上で、いかに教育するか・・・
人財育成は、どこまで行っても難しいと、つくづく思いませんでしょうか?
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