「あの上司は、いつも面倒な仕事を丸投げしてくる!」
と部下から鬱陶しがられる上司がいれば、
「あの上司は、仕事を任せてくれる!」
部下から慕われる上司もいます。
『部下に仕事を依頼している』という点では、丸投げしている上司も、任せている上司も同じはずです。
ところが一方は困惑され、一方は信頼されてます。
この違いは、仕事を依頼した部下への関わり方に違いがあると思われます。
丸投げにしない関わり方には、大きく分けて3つのポイントがあるのではと思います。
1)仕事の目的、意義、方向性を部下に示しているか?
2)部下が困った時に支援しているか?
3)部下に中間報告をさせているか?
しかしながら、意外とできていないのが、3)の「部下に中間報告をさせているか?」 という点かもしれません。
報告を部下の自主性に任せている上司が一般的に多く、中期的な指示事項に対して1週間経とうが、2週間経とうが、1ヶ月経とうが、よほど有能な部下でない限り、自分からは報告してこないでしょう。
上司としても、そのうち指示事項について忘れてしまい、部下としては、「上司はこの仕事に関心がない!」、「 自分だけがやらされている!」と感じてしまい、指示した上司への信頼は下がる一方でしょう。
指示事項は終了するまで指示者に中間報告を繰り返す・・・
報告させるのも、重要な教育の一環と思いませんでしょうか?
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