1)重要度が高く、緊急度も高い事案
2)重要度が高く、緊急度は低い事案
3)重要度は低いが、緊急度は高い事案
4)重要度も緊急度も低い事案
と事案は大きく4つに分かれます。
重要度、緊急度ともに自分にとって高いか低いかということで、飽くまでも自分軸で考えます。
それでは、「他人に対する思いやり」というのは、何番目になるかと言えば、3)の重要度は低いが、緊急度は高い事案になるでしょう。
重要度が低いというのは、自分軸で考えればとなりますが、他人軸で考えれば重要度が高いかもしれません。
例えば、仕事帰りに家族から「コンビニで牛乳買ってきて!」とメッセージが届いた場合、自分にとっては何ら生産性もなく、面倒でしかないものの、家族からすれば重要度が高いと思われます。
そこで、牛乳を買って帰るというのは、「他人に対する思いやり」他なりません。
同様に、家族から「ゴミを出してきて!」と頼まれごとがあった場合も、自分がゴミを出しに行くというのは、自分にとっては時間を割かれ、面倒でしかないものの、家族にとっては重要度が高いことは間違いありません。
これらのように、「他人に対する思いやり」とは、自分にとっては重要度が低いものの、緊急度が高く、自分が何もしなくても個人的には困らなくても、他人にとっては重要度が高いと言えるでしょう。
家族以外でも、上司が部下からの報告を受けてミーティングをする、部下を教育するといったことは、上司個人にとっては自分がプラスになることではなくとも、部下にとっては重要度が高いことになります。
部下育成のために時間を割くということは、上司の「他人に対する思いやり」の1つにもあてはまるでしょう。
他人に対する思いやりとは・・・
他人のために時間を割くこと他ならないかと思いますが、いかがでしょうか?
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