前回、「チームセリングを機能させるには」について記述しましたが、チームセリングについて深堀りしていきます。
チームセリングで上司がタイムリーな指示をし、それに基づいて 部下が動くというのであれば、部下本人がわざわざ次のアクション をどうするかを考える必要はないかもしれません。
上司が指示をすれば、それでよろしいでしょうが、それでは「指示待ち人間」を生み出すにすぎないかと思います。
いちいち上司が指示をせずとも、部下自身が一体をすべきかということを敢えて考えさせ、自分で商談を組み立てる練習をし、組織の知恵を注入していくという方法を取ってこそ、部下の成長にもつながり、更に高度なチームセリングにつながるように思いませんでしょうか?
ところが現状では、企業として目先の業績を上げることばかりに 囚われて、自分で考えることのできない営業担当者を生み出し、定型的な業務やルーティンワークをこなし、後は指示されたことだけをこなすだけになっていませんでしょうか?
自分で考えて行動する営業員を育成する・・・
これはチームセリング以前に、営業部門の責任者、チームリーダーの最重要課題ではないでしょうか?
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