どこの会社でも勤続年数が長く、中にはその会社一筋で勤続30年、40年という人もおられることと思います。
今や転職することがステップアップで自己成長につながるやら、今以上に自分らしく生きるとなど言われることもあるでしょうが、そうではなく、あえてその会社一筋で勤めておられる方々も、自己成長されてきて、自分らしく生きてこられて今があり、結果的にその会社一筋となったことと思います。
しかもその会社に長年おられながらも、何年もひたすら同じ仕事ばかりしていたとは思われません。
転勤、人事異動もあったでしょうし、昇格昇進もあったでしょうし、小規模の会社で転勤は無くとも仕事の担当変更はあったでしょうし、その時その立場に応じて、仕事の内容は変化しています。
つまり、勤続年数の長い人は、何年もひたすら同じ仕事ばかりで、何ら変化することが無かったということではなく、時代や外部の変化に対応してきて、今があるということです。
一方では、
「入社した会社が自分に合っていなければ転職すればいい。もっと自分に合った、もっとやりがいが感じられる、もっといい会社がきっとあるはず!」
「取り扱う商品やサービスが変わったから辞める!就業規則が厳しくなったから辞める!人間関係が面倒臭くなったから辞める!」
そう言って転職を繰り返している人も世の中には多々おられます。
転職を繰り返すということは、その会社、その会社の文化や風土、転職による変化に対応できていないとも考えられませんでしょうか?
しかも現状維持バイアスまでかかってしまい、変化を嫌うようでは何ともなりません。
もし、「会社が自分に合わせろ!」と言っているようであれば、自己中心的でしかありません。
勤続年数が長い人こそ、変化に対応して生き残ってきた・・・
このように思いませんでしょうか?
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