人はそれぞれ生まれ育った環境、価値観、能力、趣味が異なりますので、自分と他人とは別者です。
親子の間であっても、自分と親、あるいは自分と子とも別者です。
ところがどうしても、価値観を押し付けようとしてしまうきらいがあるでしょう。
会社組織となれば、異質な人々の集合体でありながらも、同じ方向を向き、協力し合わないことには、まともな成果を出すことができません。
そのためにも会社組織には、同じ価値観を持つべく、経営理念や社是・社訓といったものが存在します。
更には役割分担があります。
会社組織の経営理念は押し付けではありません。
入社前に経営理念や社是・社訓、更には就業規則が腑に落ちるかどうか、納得できるかどうかは自分で判断し、選択する権利があります。
その上で入社した限りは、経営理念に同意したとみなされ、仕事における価値観を共有しなければなりません。
小さな部門であっても、部門長の方針があるでしょうが、部門長の方針は経営理念に基づいて、部門に落とし込んだもので、方針に従ってこそ、小さな部門もまとまり、団結力も増します。
異質な人々の集合体を束ねる・・・
何らかのプロジェクトチームであっても、リーダーの統率力が問われます。
いつ何時、自分が人を束ねなければならない時こそ、自分のリーダーシップ力が磨かれると思いませんでしょうか?
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